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クリニックの求人、有効な求人媒体はどれ?

クリニックの開業にあたり、必須となることのひとつとして「スタッフの確保」があります。
スタッフを確保するための方法とその特徴を、有料・無料で分けて紹介します。

クリニックの求人、有効な求人媒体はどれ?

無料でスタッフを集められる方法2つ

まずは、無料でスタッフを集められる方法を3つ紹介します。

・ハローワーク

公的な機関であるハローワークは、求人情報を載せるクリニック側も、仕事を探している人側も無料で利用できます。

1回限りとはいえ、求人情報の継続掲載も簡単に行える(最大4か月)うえ、仕事を探している人に「公的な機関での募集だ」ということで安心感を持ってもらいやすいのもメリットです。

ただしハローワークで求人情報を掲載した場合、若い世代は集まりにくいといえます。また細かい希望が伝わりにくく、ミスマッチが起こる可能性もあります。

・知り合いからの紹介

知り合いから人材を紹介してもらう方法は、相手の人柄やスキルを把握しやすいというメリットがあります。クリニックで働くスタッフには特に真面目さと几帳面さ、また資格(一部職種のみ例外)が求められますが、信頼できる人からの紹介であるなら、安心して採用できるでしょう。

ただ、雇用した人との関係性が悪くなったり、面接の結果採用に至らなかったりした場合は、紹介してきた人との関係が気まずくなることもあります。

有料でスタッフを集める方法4つ

ここからは、「ケースによっては有料」「有料」でスタッフを集める方法を4つ紹介します。

・SNS

SNSでのスタッフ募集は、クリニックの投稿を見た人が応募してくるケースが多いといえます。そのため、自院のスタイルに共感した人を募りやすいというメリットがあります。ただしSNSは、上手く運用しなければ逆にマイナスの印象を抱かれてしまいかねないものです。またSNSは基本的には無料でアカウントを開設できますが、より多くの人に見てもらおうとした場合、有料プランに切り替えなければなりません。

・検索エンジン

検索エンジンに求人情報を登録して、募集を待つ手もあります。検索エンジンはテレビなどでも広告を打っているため、知名度が高く、その分アクセスする人の数も多くなる傾向にあります。

なお検索エンジンの料金は、0円で利用できるところもあれば、有料のところもあります。そのため事前の比較検討が必須といえます。

クリニックの求人、有効な求人媒体はどれ?

・求人雑誌などに載せる

インターネットの普及率が80パーセントを超えた現在においても、紙媒体の求人誌は出され続けています。紙媒体の求人誌を求める人の数は決して少なくありません。また、インターネットでの求人掲載と併用することで、「インターネットの求人情報にはアクセスしない(できない)人と、求人情報誌を読まない(読めない)人」の両方にアプローチすることができます。

紙媒体での求人は、価格差が非常に大きく、数百万円かかるケースもあります。また、地域を限定した求人情報誌は、対象とする地域外からの応募が見込みにくいといえます。

・人材紹介会社

クリニック側と求職者側、両方の特性や希望を聞いてマッチングさせていくのが、人材紹介会社の役目です。事前に両者から希望を聞いておくため、ミスマッチが起こりにくいのが最大のメリットです。医師や看護師など、特定の医療職に特化した人材紹介会社(サイト)もあります。

「転職を成功させた場合は、その人の年収の30パーセントを成功報酬とする」としている場合が多く、良い人材の確保が期待できる反面、コストは高くなってしまう傾向がありますので、何を優先すべきかを考慮して検討しなければなりません。

求人情報の掲載の仕方は、数多くあります。もちろん複数の方法を併用することも可能ですから、早くスタッフを採用したいクリニックはいくつかの方法を同時に試すとよいでしょう。

株式会社メディカルコンサルティングでは、医師・看護師の人材紹介及び求人サイトの運営も行っています。人材確保でお困りであれば、遠慮なくご相談ください。