What’s new新着情報

美容外科医自身の整形、そのメリットとデメリット

美容外科医自身の整形

美容外科医師のなかには、自分自身も整形手術を受けている人も多くいます。美容外科医師が整形手術を受けることは、一般の患者様が整形手術を受けることとまた違ったメリット・デメリットがあります。

ここでは、美容外科医師が整形手術を受けることのメリットとデメリットを、できるかぎり公平な視点で解説していきます。

※下記では特に記載しない限りは、整形手術=美容整形手術(メスを使うもの・使わないものを含む)として解説していきます。

自分自身を「サンプル」にできる

美容外科医師が整形手術を受けるメリットとして、「自分自身を、患者様に対する『サンプル』にできる」がまず挙げられます。

整形手術を受けようとする患者様の多くは、多かれ少なかれ不安を抱えています。また、「実際にこのクリニックで整形手術を受けたらどうなれるのか」を知りたがっています。そのときに、目の前に、自院で整形手術を受けた先生がいたのであれば、できあがりを具体的に想像しやすくなるでしょう。

また、自分自身の顔や体を整形手術することで、美容外科医師自身の技術を伸ばすこともできます。自己責任で「試せる」自分の顔・体に対して、新しい技術を試してみたり、実際に自分の手で注射を打ったりする美容外科医師は少なくない数存在します。

整形手術には少なからず痛みが伴うものですが、美容外科医師が自ら自分でその整形手術を体験することで、痛みを「自分事」としてとらえられるようになるのもメリットです。患者様に対して、「この整形手術には痛みがあります」「この整形手術は痛みが少ないものです」と伝えるときも、「私自身もこの整形手術を体験してみたのですが、プランAの方がプランBに比べて痛みは控えめです」などのように伝えられるとより説得力が増すでしょう。

「この人自身も、自分で整形手術を受けているのだから大丈夫に違いない」「このようにきれいになっているのだから、私もこの先生の手で整形手術を受けたら同じようにきれいになれる」という信頼感を与えられることは、美容外科医師が自身を整形手術することの大きなメリットといえます。

SNSなどの言葉にどう向き合うか

SNSで誹謗中傷を受けた美容外科医師が悩む

ただ、美容外科医師が整形手術をすることにはデメリットがあります。
まず1つめとして、「SNSで心無い言葉をぶつけられることもある」という点です。

現在はSNSの発達によって、医師とそうではない人の距離が非常に近くなっています。患者様・潜在的な患者様からのレスポンスとは別に、悪意をぶつけるためだけにアクションを起こしてくる人もいます。

なかには、「気持ち悪い」「整形をしているくせに」などのように、誹謗中傷に近い言葉を投げかけてくる人もいるでしょう。

次に、「ダウンタイムの過ごし方を考える必要がある」という点が挙げられます。
整形手術を受けた場合、どのようなものであっても、必ずダウンタイムは発生します。大がかりな施術であればあるほどダウンタイムは長くなる傾向にあることは、すでに知られている通りです。

「多くの医師がいる」「ダウンタイム期間中の姿を見せることも含めて、宣伝だと思っている」という場合は良いのですが、そうではない場合、ダウンタイム中のクリニックの経営をどうするべきかを考える必要があるでしょう。

「整形手術のメリットとデメリットを」は、美容外科医師自らが受ける場合の方がより深く考慮する必要があるものです。そのため、「受ける方がいい・受けない方がいい」と、一概に言い切ることはできません。クリニックの推し出し方なども含めて、慎重に考えるべきでしょう。

私たち株式会社メディカルコンサルティングでは、美容外科クリニック様の経営サポートを行っています。お気軽にご相談ください。

PREV

NEXT